女性客をファンにする!グローアップマーケティング代表の谷本理恵子です。
お電話などでお問い合わせいただく際に、多くの方が見落としていて、私が絶対にこだわりたいポイントの1つが「この商品やサービスは、いったい誰に一番喜んでもらえるんだろう」という点です。
既存のお客様の中で、もっとも満足度が高い人って、いったい誰だろう。
市場全体を見た時に、いちばん喜んでいただける可能性が高い、相思相愛のお客様って、どんな人なんだろう。
この質問に、ハッキリとした回答が得られないままで電話を切ることは、まずありません。
きっと、お問い合わせをしていただいた方の大半は「どうしてそんなことを聞くのだろう」と困惑顔なのでしょうが、こちらにとっては「これ以上に重要なことはないくらに必要な情報」なので、気にすることなく、角度を変えた質問をしつこくさせていただくことになります。
というのも、この「誰に売るのか」という部分がぼんやりしていると、さっぱり「売れる」というイメージがわいてきませんし、ここでうっかりクライアントさんの言葉をそのまま信じて勧めてしまうと、全体戦略を見誤ることにもなりかねないからです。
そもそも、「売れる言葉」というのは、単に「専門用語をお客様目線に立って、やさしく言いかえればよい」というものではありません。何か「いい感じの言葉」を、新しく考え出して「作る」という発想でやっていると、おそらく失敗します。
なぜなら、私たちがやっているのは、端的に言うなら、「いちばん喜んでくれるはずのお客様」が、その商品やサービスのことを「いつも何と表現しているのか」という言葉を「探し出す」という作業だからです。
「専門用語を書き換えればいい」という発想でやると、お客様がぼんやりしていても、作れることになってしまいますが、「お客様の頭の中にある言葉に翻訳しよう」という考え方でするなら、具体的にお客様を絞らないと書けないはずです。
そして、「普段からお客様の使っている言葉」で語りかけるからこそ、ぐさっと刺さり、思わず振り向くような「響く文章」になるわけですから、とにかく「誰に売るのか」の精度を高めることが、売れる秘訣なのです。
いつも私は、あちこちで「すべては、お客様からはじまる」と口を酸っぱくして言っており、拙著『ネットで「女性」に売る』の中にも書かせていただいていますし、セミナーをさせていただく際も、必ずその部分を詳しくお伝えしますし、うちのオンラインサロン『女性客をファンにする“伝え方”の学校」では、そればかりを手を変え品を変えやっているようなものですが、何はともあれ「その点さえブレなくなれば、売れるようになる」と断言できるくらいに、重要です。
ですから、ぜひ、あなたも一度考えてみて下さい。
「この商品やサービスを、一番喜んでくれる人って、いったいどんな人なんだろう」って。
P.S.
とはいえ、自分のもっているものは、自分ではなかなか見えにくいものです。
そのため、一人で考えると迷走してしまうことも多いかもしれません。
ですから、オンラインサロンでは、その部分を私自身がサポートします。
今回の記事の内容について、もう一歩進んだ内容が知りたい方、考えた内容にフィードバックが欲しい方など、もし興味をお持ちでしたら、一度お試しくださいね。
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