起業初期にどんな集客方法を実践していましたか?

今回は、ご質問にお答えするシリーズで、私自身の起業初期についての話です。「谷本さんが起業初期の頃には、どんな集客方法を実践していましたか?」というご質問にお答えしようと思います。

私の場合は、もともとサラリーマンとして、インターネット通販の運営の仕事をやっていました。その後、本業と並行して、副業でライティングの請負をするところからスタートしています。

 

集客方法1:クラウドソーシングサービス

副業時代、はじめに使っていたのは、クラウドワークスです。

インターネット上で、仕事を依頼したい人と働きたい人を案件単位でマッチングしてくれるサービスの大手で、まずは「★を貯めるための仕事」を3件ほどした後、いくつか高単価な仕事に挑戦し、やっていく中で「これでやっていけるかも」という手応えを感じました。

 

ここで重要だったのは、はじめから「どうすれば、今後の仕事の発注につながるのか」を考えて、まずは、あまり単価にこだわらず「完全に満点がいただけると確信できる、自分にとっては簡単だけれど専門性が高いジャンル」の案件を戦略的に請負ったこと。

最初の数件で、報酬額を遥かに超えた仕事をすると、当然「大絶賛のコメント」が入っている状態になります。すると、将来の依頼主にとって、安心して発注できるような「見栄え」を整えることにつながりますよね。実際、そのようにしたことで「本来やりたかった単価の高い仕事」にスムーズに移行できました。

 

集客方法2:人

仕事をもっていそうな人とつながることも、意識していました。

もともとセールスライターは、1人では請けきれない数の仕事の依頼が来るので、信頼できる人がいたら、案件を回したいと思っている人が多く、特に、専門ジャンルがハッキリしている人には、頻繁に声がかかる業界です。

そのため、すでに活躍している先輩ライターと知り合い、営業手数料をお支払いして、下請けで仕事させていただくことができれば、自分では受注できない大きな案件に関わらせていただくことが可能になります。

 

また、大きな案件であれば、より上流の人に見られる可能性も高まります。たとえば、広告代理店がクライアントから請け負ってきた案件が流れてくるなら、その広告代理店の担当者などにも、自分の仕事や名前が知られていくことにもなりますし、ライター同士の横のつながりで、評判が広まっていくこともありえます。つまり、知らないところで私の原稿が見られているという意識をもって仕事をし、少しずつ、依頼主により近い上流の人とつながっていくことで、より仕事がしやすくなっていくということがあるのです。

 

また、自分のスキルを高く買ってくれそうな人がいるセミナーに行くことで、受講生同士のつながりから仕事をいただくことも、よくありました。ただし、自分と同レベルの人が集まるような場所ではなく、うちのお客様になりうる人、より単価の高い案件をもっている人がたくさん集まっている場所に行かないと意味がありませんので、その点は注意が必要です。

 

集客方法3:SNS

当時は、Facebookが隆盛を誇っていた頃で、セミナー集客には、私個人のFacebookのフィードから、集客するのも得意でした(今はほとんどやっていませんが…)。

ただし、もしSNSから集客したいなら、普通の使い方をしていては意味がありません。学生時代や趣味の人とつながっても、仕事にはつながりませんので、いかに見込み客とつながることに特化して、戦略的に使うことができるかが鍵を握ります。

 

集客方法4:名刺

オンラインメインの今となっては、廃れかけている名刺交換ですが、名前だけを書くのではなく「何ができて、何が得意なのか」をお客様目線で記載し、その場で「これ頼みたい」と盛り上がれるようなものにしていました。

つまり、自分ができることと世の中の需要が交わっているところを、いかに具体的に書いているかがポイントになります。当時は「WordPressのブログからメールアドレスを集めて、ステップメールで売りましょう」という時代だったので、そのような名刺にしていました。

 

集客方法5:ポータルサイト

セミナーの集客については、「セミナー ポータル」などで検索したら出てくるサイトへの登録も行っていました。あちこちに露出することができれば、意外なお客様とつながるきっかけになります。ただし、広げれば何でも良いというわけではありません。一番買ってくださるお客様は、どこから来られているのかを確認しながら、厳選していくことも大切です。

 

以上、あくまで私の起業当初の方法について、お伝えしましたが…

どんな集客方法が合うのかは、実は、人によって違うのです。

ぜひ、自分が上手くいっていること、機能しているところを伸ばしていこうという発想で、自分に何が合うのかを見極めていただければと思います。弱点克服よりも、得意を伸ばす方が、ずっと簡単で現実的です。

P.S.
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